2012年6月16日土曜日

インド旅行 4日目(5/3)アグラ観光~ジャルガオンへ

スケジュール

○観光
    ・タージマハルの日の出(世界遺産)
    ・アグラ・フォート(世界遺産)
    ・イティマド・ウッダウラー廟(別名:ベビータージ)
    ・スィカンドラー

○電車
    17:50 アグラ → 5/4 7:44 ジャルガオン(930KM)



行く前のプランではタージマハルとアグラ・フォートだけで良いと思っていたのですが、前日のタクシーの勧誘がベビータージを強く勧めていたのでそこに行くことにしたのです。またスィカンドラーはこれらの観光をした後、時間が余ったので追加でドライバーがどうだい?って言ってくれたのでお願いして行った所です。

この日、前日のタクシーの勧誘同様沢山の人にからまれました。
1つ目はタージマハルのガイド。
2つ目はアグラ・フォートでのお土産屋。
3つ目は前日に断ったタクシードライバーとの再会。
そしてもう一つはオートリキシャに連れてかれたお土産屋。
です。
もう、やることなすこと金払えの猛攻に会いました。
そんなエピソードがあるので、ちょっと長文です。


タージマハルのチケット購入

タージマハルの開門は6:00で日の出は6:15頃。
チケット売り場はゲストハウスから800M離れているということで5:30にゲストハウスを出てチケット売り場に向かいました。
これがちょっと早すぎでした。

チケット売り場はまだ誰もおらず、一番乗りでした。
チケットは750ルピー(1500円)だったのですが、細かいの持ってなくて1000ルピー出したのです。そうしたらお金をしまった後、祈りのポーズっぽい仕草をしてチケットだけ渡されました。
「ヘイ!250ルピー プリーズ」と言ってもくれなかったのです。
時間早すぎで私と窓口の人の他に誰もいない所だったのが失敗でした。結局250ルピーをあきらめる羽目になりました。。。


チケットを買った後、入口の門までの帰り道はリキシャを使ってタージマハルの入口まで言ってもらいました。


結構快適でした。

そしてリキシャを降りたところで、別の人に声をかけられたのです。「手ぶらだけど、チケット売り場で水とシューズカバーをもらったかい?」って。
チケット売り場に行くのが早すぎせいで、それらをもらえる窓口が開く前に行っちゃったんですね。
「タージマハル入るのにそれらが必要だから取りに戻ろう。バイクで送ってあげるよ、もちろんただだよ。」って言うのです。警戒アンテナしっかり立てつつ、お願いして取りに戻ることにしました。

おかげでささっとチケット売り場にまで行って戻ってこれたわけですが、水とシューズカバーは彼が持っています。おまけにチャイ(お茶)の店に入って「どうぞ」とチャイを渡される始末。きっとインド人感覚はこのチャイで信頼度アップなんでしょうか。。。急いでタージマハルに入りたいのに、イライラが募ります。。。

熱いけど半ば一気飲み。そしてゲートに向かいます。

セキュリティゲートのところで、「じゃぁ私一人で行くから、ありがとう。」と水とシューズカバーを奪い取り、セキュリティゲートを通ったんです。でも、ゲートを通った所でピピピーって。
懐中電灯が引っ掛かり、彼が再度登場、預かって置いといてあげるねって片づけられてしまいました。

その後タージマハルの敷地に入っても付いて来てひたすらしゃべる。ほっといて一人で写真を取ってたんですがそれでもしゃべり続ける。
ガイドブックに書いてあった”勝手にガイドを始めて高額な料金を請求するガイド”そのまんまだ、しかもこのままじゃ落ち着いてみることも出来ない、と感じたので、カメラをムービーモードにして撮る作戦を取りました。
すんごいオーバーなゼスチャーで来るなしゃべるな近寄るなモード全開で撮ることにしたんです。その間はおとなしかったのですが、止めた瞬間、彼はまたしゃべってきました。

私はブチキレました。
「NO GUIDE! I WANT NO GUIDE!」と世界遺産のメインゲートで超大声です。
フランス人もアメリカ人もインド人もありとあらゆる周辺の皆さんの注目をばっちり浴びました。

でもその後は一人で楽しむことはできました。
懐中電灯は仕方ない、今後の洞窟観光で使うつもりだったんだけどそれまでにどっかで買えば良いや。


タージマハル

タージマハルは1時間半以上滞在してのんびり大量に写真を取りました。ここだけで200枚以上です。

お見せするのは一枚だけ、こちらをどうぞ。


メインゲートに戻った所で再度例の彼が登場してきました。
そこで足場のタイルを変えると見える塔の数が変わって面白いだろ、とか後ろに歩きながらタージマハル見てるとだんだん小さく見えるだろう、など説明してくれます。ここではおとなしく説明を聞きながら写真を取りました。

そして懐中電灯を返してもらった後、”今日はありがとう。じゃ”ってところで、「マネー」攻勢です。「バイクで送ってくれたのとチャイの分だけチップ払うよ、100ルピーでいいよね?」って言ったら、「それはいらない、そう言ったろう。でも私はガイドです。ガイドしたからガイド料を払ってください。950ルピーです。」と。。。
また、ブチキレ!
結局彼には一銭も払うことなく、その場を去りました。(この日に泊まっていたSheela Hotelがタージマハルの出口すぐで、そこの敷地には入ってこなかったので良かったのです。)

まぁ一銭も払わなかったし、懐中電灯返してもらえたし、ちょっとのガイドはしてもらえたし、まぁいいっか。
うん、楽しかった。


オートリキシャ

チェックアウト後、道端でオートリキシャを捕まえました。「アグラ・フォートとベビータージに行きたいんだ。」と言ったら「450ルピーでどうだい?」っていうのでお願いすることにしました。



アグラ・フォート

オートリキシャに連れて行ってもらったのは広大な敷地に華やかな装飾や彫刻があるアグラ・フォートです。


遠くにはタージマハルも見ることができ景色は最高でした。


そして帰りがけ、ここの出口で失敗してしまいました。
物売りに声をかけてしまったのです。
小物入れが目に入ってしまい「いくらなら買う?」ってなっちゃったのです。
「100ルピーなら、買うよ。」って言うと「ノー、1個500ルピーだ、いくらだ?」
「100ルピー。」「分かった、300ルピーだ、いくらだ?」
物売り7~8人に囲まれてしまって、「200ルピーなら買うよ、その代わりこっちの軽い白いのだけでいい」
私が一旦持った商品は返しても受け取らない。そのまま3つが600ルピーだと。。。
「500ルピー札しかないから2個でいい。」「問題ない、Exchangeできる。」
結局500ルピー札2枚渡したのですが、その途端、ニヤっと笑ってポケットに入れられてしまったのです。

うわぁ。やられた~

あげくに5個もいらないよぉ

仕舞ってリュック持った瞬間、重~い

あまりに重かったので結局旅行の途中でリュックから退場頂き、最終的に持って帰ったのは2個だけでした。

でもそれまでのやりとりがとっても興奮して面白かったのです。へたなパチスロするより全然エキサイティングだったんじゃないのかなぁって。だからちょっと高かったけど、怒りという感情はなく、許せました。うん、楽しかった。
でも次は気をつけよう。


ベビータージ

次に行ったのが白大理石のベビータージです。


ここでは、前の日に1200ルピーでタクシーで観光してあげると言われて断ったタクシードライバーと勧誘の2人組に再会したのです。
何で俺らのタクシー使わなかったんだ!1200ルピー払え!と。
いや確かにタクシー使うなら電話してって電話番号のメモももらったりしけど、そのつもりはなかったのだよ。
でも本人達は納得しない感じなのです。
でもオートリキシャのドライバーが「俺の客だ」と言って断ってくれました。


お土産屋さん

全部見ても時間が余りスィカンドラーというところにも寄ってもらったりしたのですが、それでも電車までの時間が余ってしまい、そのオートリキシャでお土産屋さんに連れて行かれました。

チャイ屋さんでは「テイスティングだけしてよ。チャイの正しい作り方も教えるから。」ってことでチャイを作ってもらって味見をしたり、お土産の小物屋さんでも「これどう?あれどう?」ていろいろ出されたりもしたんだけど、最終的には全部買わずに断ってきました。
「No, This time I don't buy.」とか何とか言い切ったのですが、インドでは雰囲気を台無しにしてでも「No!」の発言をはっきり言うことが重要だと感じました。
でも、こんな経験めったにできないよなぁ、別にお金払ったわけでもないし、良い体験をしたなぁって、私はそう思ったんです。


寝台列車

その後はアグラ駅にまでオートリキシャで送ってもらい、寝台列車での移動です。
駅でシャワーを浴び、軽食を買って電車に乗り込みました。
今度は上段ベッドです。狭かったですがリュックも一緒にベッドに乗せて寝ることにしました。
次の日は2つ目のメインイベント、世界的にも有名な石窟群エローラが待ってます。


インド旅行 5日目(5/4)アジャンタ・エローラ観光 に続く


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